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国民の母、キム・ヘジャ。
韓国ドラマの画面に映るたび、心を掴まれる存在です。
83歳の今も、優しい眼差しで語りかけるような演技。
国民の母と呼ばれる彼女の魅力とは。
さっそく、深掘りしてみましょう。
デビュー秘話と、揺るぎないキャリアの軌跡
写真＝Netflix
1941年10月25日、ソウルに生まれたキム・ヘジャ。
公務員の父のもと、厳格ながら裕福な家庭で育ちました。
梨花女子大学生活美術科に通う学生時代、
1963年のKBS公開採用タレント1期生に選ばれ、
鮮烈なデビューを飾ります。
それ以来、60年以上にわたり、
ドラマや映画の第一線で輝き続ける。
まさに、韓国演技界のレジェンドです。
しかし、華やかな舞台裏で
大学1年生の頃、11歳年上の実業家と出会い、20歳で結婚。
芸能界入り直後の大胆な選択でした。
それでも、家庭と仕事を両立させ、
母役のイメージを築き上げたのです。
たとえば、1980年代のヒットドラマ『お父さんには秘密が』では、
家族の絆を優しく描き、視聴者の涙を誘いました。
キャリアの長さ、そこに、彼女の忍耐強さがにじみ出ています。
代表作が語る、深みのある演技力の秘密
キム・ヘジャの代表作品をいくつかピックアップしました。
映画『母なる証明』（2009年）
写真＝映画『母なる証明』ポスター
息子が殺人容疑で捕まる中、母親の執念を熱演。
ウォンビンとの共演で話題沸騰です。
劇中で、彼女の叫び声が胸に刺さる。
受賞歴も華やかで、
アジア太平洋スクリーンアワード主演女優賞を獲得しました。
配信先：prime video
映画、TV番組、ライブTV、スポーツを観る【Amazon Prime Video】
『まぶしくて 私たちの輝く時間』（2019年）
写真＝www.welovek,jp
ある日突然25歳からおばあさんになり
戸惑う主人公のキム・ヘジャ。
若い頃をハン・ジミン、
25歳の心を持つおばあさんをキム・ヘジャが演じます。
気になる相手は今をときめくナム・ジュヒョクや、
主人公の母親役は演技派イ・ジョンウンなどキャストも豪華！
名セリフ、名ナレーションがたくさん詰まった作品で、
過去最高の韓流ドラマと絶賛するファンも。
配信先：ABEMA
『君は天国でも美しい』（2023年）
写真＝Netflix
死別したオシドリ夫婦が天国を舞台に、夫婦の再会を描く。
80歳のヘスク（キム・ヘジャ）が天国で再会した
夫ナクジュン（ソン・ソック）は30代の姿だった。
夫は若返っているのに自分は老いたままの姿なのを
残念がるキム・へジャの演技が可愛らしかった！
天国と地獄など、死後の世界をユーモアを交えて
描いていて怖くはないですが、
亡くなった家族やペットへの思いなど、
涙なしでは見れません！
共演のソン・ソックは
「先生の演技に人生が染み込んでいる」
と絶賛。
視聴率も高く、彼女の内面的な魅力が爆発しました。
配信先：Netflix
『ディア・マイ・フレンズ』（2016年）
写真＝tvN
親友同士のシニア世代が、現実の社会問題に直面しながらも
人生を謳歌する姿を描いたヒューマンドラマ。
韓国を代表するベテラン俳優たちが演じたことで
話題になった作品。
配信先：prime video
映画、TV番組、ライブTV、スポーツを観る【Amazon Prime Video】
『清潭洞に住んでいます』（2011年）
写真＝JTBC
韓国一のセレブ街、清潭洞（チョンダムドン）で、
貧しいキム・ヘジャ一家が下宿屋と漫画喫茶を営み、
セレブのフリをしながらも韓国の格差社会の中で
幸せを探すコメディドラマ。
配信先：U-NEXT
シリアスから軽快まで、幅広い役柄。
彼女の演技は、いつも心を揺さぶります。
映画『晩秋』（1982年）
写真＝映画『晩秋』ポスター
仮出所の女囚と逃亡中の強盗犯の
悲しい愛の結末を描いたメロドラマ。
この作品でキム・ヘジャは
マニラ国際映画祭最優秀主演女優賞を受賞。
晩秋を繊細に表現した一作です。
配信先：prime video・U-NEXT
映画、TV番組、ライブTV、スポーツを観る【Amazon Prime Video】
こうした作品群が、彼女の多層的な魅力を証明しています。
家族の絆と、意外な日本滞在のエピソード
プライベートでは、1998年に肝臓がんのため夫を亡くし、
以後独身を貫いています。
一男一女の親。
長男は貿易・食品業界の実業家で、なんと
「キム・ヘジャ弁当」
の管理も手がけているんです。
母親の名を冠したお弁当。
家庭的な一面が、微笑ましいですね。
娘さんも、静かに支える存在です。
まとめ：なぜ、今もキム・ヘジャは輝くのか
大ベテランの風格。
そこに、柔らかなユーモア。
キム・ヘジャの魅力は、ただの演技力だけじゃありません。
人生の酸いも甘いも味わった眼差しが、
視聴者を引き込むんです。
次に彼女のドラマを見たら、
きっと家族の大切さを再確認するはず。
あなたも、彼女の物語に浸ってみませんか。
永遠の国民の母。
キム・ヘジャの旅は、まだ続きます。
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