万歳する人

『明日やろうは馬鹿野郎』と言う言葉、聞いたことありますか?

私は昔からこの言葉が好きで、後回しにしてしまいがちな事があると、この言葉が浮かんできて「あ!今やっちゃおう!」って思うんです。

『明日やろうは馬鹿野郎』、、、誰が最初に言ったのか調べてみると、2007年にフジテレビで放送された山下智久(山P)と長澤まさみ主演のドラマ、『プロポーズ大作戦』でのセリフでした。

長澤まさみの祖父役、夏八木勲さんが山Pに言ったセリフ。

しかし私、『プロポーズ大作戦』を見たことがなかったので、こんなにも『明日やろうは馬鹿野郎』が心に残っているのが不思議です。

とはいえ!この言葉のおかげで元々面倒くさがりな私でも、面倒なことを後回しにしてしまう悪い習慣を断ち切ることができました。

「後でやろう」や「明日で良いか」、そうやって『後回し』にすることで今の一瞬は楽になっても、未来の自分の負担を大きくするだけ!

後回しにしている人は人生がうまくいっていないことが多いようです。

『先延ばしにする癖のある人は、人生を漫然と過ごして失敗する』

これは「鋼鉄王」と称されたアメリカの実業家「アンドリュー・カーネギー」の名言です。

ことあるごとに先延ばしにし、後でやれば良いと言う思考が癖になると、早急な決断を必要とする事象に出会ったときに、そのチャンスをやすやすと手放してしまう。

この「後回し」には『エメットの法則』という法則があるんです!

今回はこの「エメットの法則」や後回しにしない方法などを紹介します。

エメットの法則

仕事中に寝る人

 

エメットの法則とは

『仕事を先延ばしにすることは、片付けることよりも倍の時間とエネルギーを要する』

これは、タイムマネジメントの専門家、リタ・エメットが提唱した法則です。

「タスク」を後回しにすることで”躊躇する時間の増加”や”リスクの判明が遅延”し、結果的にかえって仕事量が増えてしまうということです。

第1の法則:タスクへの不安はタスク実行より多くの時間とエネルギーを消耗する

エメットの法則によると、課題を先延ばしにしたままだと、すぐに取り掛かった場合に比べて多くの労力と時間を消耗してしまうそう。

「作業に取り掛かるなら早いことに越したことはない」というのがエメットの第1法則です。

第2の法則:完璧主義こそが先送り癖の原因

エメットの第2の法則は、「先送りの原因は完璧主義である」というものです。

完璧主義の傾向がある人は、なるべく綿密なプランを立ててから実行しようとします。

もちろん、プランを立てて計画的に実行するのは大事ですが、そのプランを完璧にこなそうとすると時間と労力が必要となってきます。

第1の法則に従い、一刻も早くタスクに取り掛かるなら、細かい点にこだわりすぎないことです。

感情依存の後回しはやめる

タスクを後回しにしないために、本当に後回しにしても大丈夫なタスクなのか、判断することが必要です。

優先度が高いタスクが入ってきた時や、誰かの仕事の妨げになってしまう時は「後回し」にした方が良いケースもあります。

単純に「面倒くさい」「後でやればいいや」といった感情依存の場合は、後回しにしないようにしましょう。

取り掛かるためのハードルを下げる

とはいえ、元々面倒くさがりの私のような人がすぐに行動するのは難しいです。

そこで、その感情に打ち勝つために、いかに行動することへのハードルを下げるか、これが重要になってきます。

例えば、毎日の掃除です。

  • 毎日掃除機をかけるのは面倒くさい→明日やろう→埃がどんどん溜まる→前より掃除の労力と時間がかかる
  • 毎日掃除機をかけるのは面倒くさい→お掃除シートを見える所に置いておく→毎日ささっと拭き掃除で済ませる。(拭く活)→綺麗が維持できる。

後者の方が掃除機を出すまで汚れない環境になり、労力と時間に無駄がありません

ダイエットなら、体重が増えてからたくさん運動するのではなく、毎日5分運動する習慣を身につける。

何事も、後回しにせず先に行動する方がメリットが多いのです。

お金持ちは行動力がある?

億万長者1.2万人にアンケートを実施したところ、高額所得者であればあるほどアンケートの回答が早いと言う結果が出ました。

お金持ちの人は『早く行動する』ことがお得だと言うことを知っているのです。

そしてお金持ちの人は情報を掴むのも早く、その情報を他の人にもシェアするのも早いです。

このアイディアが良いと思ったら考えるより行動する。

ダメだったら次の方法を試す。

そうやって『早く行動する』ことによってお金持ちの人はどんどん先に進んでいけるのです。

私も子どもの学校の提出物は、渡されたらすぐに書いて渡すように心がけています!

『明日やろうは馬鹿野郎』の本当の意味

空に虹

 

私たちの年代は、自分のことより家族や周りを優先して過ごすことも多いです。

家事や仕事、子どもの学校の事、などなど、やらなければならないタスクが山ほどあって、結局自分のことは後回し、、、

もちろん「やらなければいけないこと」はこなしつつ、自分の『やりたいこと』にもっと目を向けていきたいですよね!

「やらなければいけないこと」「やりたいこと」は似て非なるもの。

今しかできない、やりたいことは『後回し』にしない!!

それが『明日やろうは馬鹿野郎』の本当の意味なのではないでしょうか。

自分の人生、家族のために順番待ちしていたらどんどん時間は無くなっていきます。

自分のやりたいことを最大限に優先して「後回し」にせずやっちゃおう!これが幸せの近道です。

自分自身が幸せなら周りも幸せになります!

まとめ

『明日やろうは馬鹿野郎』後回し癖を無くしたら人生うまくいく!いかがでしたか?

私にはやりたいことがいくつかあって、それを叶えるために今まさに勉強中なんです。

”もう歳だから”とか、”もっと若かったら”なんて言いません!

『今日が一番若い日』です!!

行動を明日に延ばしている時間はありません。

「やらなければいけないこと」はもちろんですが、『やりたいこと』は後回しにせずやっちゃいましょう!