猫の赤ちゃん

我が家には3匹の保護猫がいます。

2匹は2018年に保護猫の譲渡会で出会いました。

もう1匹は2024年9月、我が家に迷い込んできた子猫を保護して家族になりました。

3匹とも個性があって可愛くて、大事な家族です。

当然のことですが、動物を飼うのにはお金がかかります

では、猫の生涯にかかるお金がいくらかご存知でしょうか?

いつか猫を飼いたいと思ってる人もいると思います。

ペットショップで買うと高いから保護猫にしようとか、可愛いから癒されたい、という理由だけで飼うのは危険です!

飼って後悔する前に知っておいてほしい猫の生涯にかかる費用をまとめました!

猫の生涯にかかる費用

 

猫を飼う際に生涯かかる費用は、猫の寿命や飼育環境によって異なりますが、一般的には以下のような項目が考えられます。

猫の平均寿命は15~18年とされているため、これを基にして生涯の費用を計算します。

1. 初期費用

保護猫の譲渡費用:5,000~30,000円(譲渡団体によって異なる)

ペットショップ:数万円〜数十万円(血統や月齢で異なる)

基本的な飼育用品:トイレ、キャットタワー、ベッド、キャリーバッグ、食器などで合計約10,000~30,000円

初回の健康診断やワクチン接種:10,000~20,000円

2. 年間の基本的な費用

フード代:5,000~15,000円/月(質の良いフードや療養食になると割高)=年間60,000~180,000円

トイレ砂代:1,000~2,000円/月=年間12,000~24,000円

おもちゃやケア用品:5,000~10,000円/年

定期的な健康診断・ワクチン接種:10,000~20,000円/年

爪切り、ブラシ、シャンプーなどのケア用品:1,000~3,000円/年

3. 医療費

避妊・去勢手術費:10,000~30,000円(最初の1年のみ)

病気やケガの治療費:1回の治療で数千円~数十万円。年間の医療費は平均して10,000~50,000円程度ですが、高齢になるとさらに増える可能性があります。

ペット保険:月3,000~5,000円=年間36,000~60,000円(任意)

4. その他の費用

ペットホテルやペットシッター代:長期外出時に必要になることもあり、1回あたり5,000~10,000円程度。

突発的な出費:予期しない医療費や、家具の修理費など。

生涯の費用の合計

年間費用(最低):フード代(60,000円)+トイレ砂代(12,000円)+健康診断・ワクチン代(10,000円)=82,000円

年間費用(最大):フード代(180,000円)+トイレ砂代(24,000円)+健康診断・ワクチン代(20,000円)+ペット保険(60,000円)=284,000円

生涯費用(15~18年の場合):

最低:1,230,000円~1,476,000円

最大:4,260,000円~5,112,000円

これらは目安であり、飼い主の選択や猫の健康状態によって大きく異なる可能性がありますが、猫を迎える際は、これらの費用を計画的に準備しておくことが大切です。

我が家の場合

 

我が家の先輩猫2匹(男の子)は、生後2ヶ月の時に譲渡会で出会いました。

それはそれは可愛い子猫達で、我が家のアイドルだったのですが、去勢手術も終えて1歳になる前に尿路結石になってしまい、毎日薬の投与と、ご飯は療養食になってしまったのです。(しかも2匹とも、、、

毎日検尿のためにおしっこを採取して薬をご飯に混ぜてあげる日々。

通院中にかかった病院代は1匹月3万円!!

当たり前ですが2匹なので月6万円!!!

これが何ヶ月か続きました。(暗黒時代すぎて何ヶ月通院していたか覚えていません)

ちょっと何が起こっているのかわからない、、、という感じでしたが、それでも我が家の子たちですから飼い主が頑張るしか道はありません。

もちろん健康体の猫ならこんなに医療費はかかりませんが、いつ病気になるかは人間も動物も分かりません

このような事にならないようにペット保険に入るのも手ですが、年間でかかる費用も考慮してみて下さい。

先輩猫たちは美味しいおやつは食べれませんが、療養食を嫌がる事なく元気に過ごしていた今年の9月。

家の前で、目やにで目が開かないガリガリに痩せた子猫がか細い声で鳴いているではありませんか!

もう何も考えられず、とっさに保護して動物病院へ駆け込みました。

ダニとノミの駆除と虫くだし、猫風邪を引いていたので抗生剤、目薬など処方してもらい、少しキレイになった子猫を見てホッとしたのも束の間、、、

お会計1万3000円です。

、、、ですよね〜。

という感じでしたが、今年の猛暑をこの小さな体でどうやって過ごしていたのかと思うと、目の前の小さな命を助けられた安心感でお会計なんてどうでも良くなっていました。笑

 

子猫は3ヶ月くらいの女の子でした。

まだ治療中なので医療費もまだまだかかりそうです。

先輩猫たちに猫風邪がうつらないように子猫は隔離生活をしています。

縁あって我が家に来てくれた猫たちを幸せにするために飼い主は日々頑張ります!

まとめ

後悔する前に教えたい、猫にかかるお金の話、いかがでしたか?

何を伝えたいかと言うと、猫に限らず、動物を飼うことはお金がかかる!と言うことです。

特に猫は家具で爪とぎをする子もいるので飼い主のストレスにもなります。

ですが、お金もかかるし家の中が傷だらけになっても、その何倍も何十倍も、飼い主に幸せを与えてくれる存在なのは間違いありません。

もしペットが欲しくなったら、家族に迎えるための覚悟を持って飼って下さいね!

きっと動物も人間も幸せになれますよ!!