2024M-1グランプリ、2年連続の決勝戦進出を果たしたヤーレンズ
残念ながら優勝することはできませんでしたが、来年こそは優勝してほしいです!!
2015年からM-1に参加していますが、2023年大会も決勝進出しており、惜しくも準優勝でした。
モグライダー・錦鯉・ランジャタイ・ウエストランドなどに決勝の舞台に先を越され、腐りかけもしましたが、鷺宮じゃがいも劇場などでしのぎを削り、決勝の舞台に辿り着いたヤーレンズ。
大阪から東京に拠点を移し活動しているお二人の経歴、コンビ結成のきっかけ、よしもとのNSC生だったお二人が事務所を移籍したのはなぜなのか?
詳しくまとめました!
ヤーレンズのプロフィール
M-1グランプリ2024
決勝進出できました!!!
ふぅ。またこの舞台で漫才できるのは嬉しい通り越して嬉しいですね!
今年こそ優勝!!!
まだまだ応援よろしくお願いします!! pic.twitter.com/3MzMcjFpIo— ヤーレンズ 楢原 (@narahara_j) December 5, 2024
ヤーレンズ楢原公式X
項目 | 詳細 |
---|---|
コンビ名 | ヤーレンズ |
メンバー |
楢原 真樹(ならはら まさき)1986年11月17日(←亀田興毅と全く同じ) 出井 隼之介(でい じゅんのすけ)1987年3月2日 |
結成年 | 2011年 |
事務所 | ケイダッシュステージ |
活動時期 | 2011年 – 現在 |
出身 |
楢原:NSC大阪校28期(同期:稲田直樹「アインシュタイン」・祇園・ラフ次元) 出井:NSC大阪校29期(同期:見取り図・金属バット・ヘンダーソン) |
代表作 | M-1グランプリ、キングオブコント |
ヤーレンズ 楢原 真樹
立ち位置向かって左、ボケ・ギャグ・ネタ作り担当の楢原さんは大阪府池田市出身です。
血液型はO型
大学受験に失敗した時に、母親から
”そういえば小学生の頃、藤井隆さんに憧れてたよね?”
と、お笑いの道を薦められ芸人になりました。
コロナ禍にはアベノマスクで過ごしましたが一回もコロナに罹らなかったそうです。
ギターとクラリネットが(一応)弾けます。
ヤーレンズ 出井 隼之介
立ち位置向かって右、ツッコミ担当の出井さんは神奈川県横浜市出身です。
中学1年生から親の仕事の都合で兵庫県神戸市に引越しました。
須磨学園高等学校(黎明期)卒業
(参照元:YouTubeヤーレンズオフィシャルチャンネル)
血液型はB型
趣味は格闘技観戦・カフェ巡り・コーヒー
コーヒー好きが高じて本を出版していました。
『芸人食わねど高コーヒー』【売れてない芸人(金の卵)シリーズ】
詳細はこちら
大学があまり面白くなく、卒業したら面白いことをやりたいとお笑いの道に進みました。
ケンドーコバヤシさんをみて芸人を志したそう。
2024年4月にかねてから交際していた一般人の方にプロポーズし、5月15日に結婚。
結婚の決め手は
「この人のために頑張ろうと思えた」
だそうですよ。
ヤーレンズ コンビ結成のきっかけはサザン
お互いサザンオールスターズが好きで、「サザン好きが集まるカラオケ会」で出会いました。
ちょうどその頃、お互いがコンビを解散し次の相方を探している時期でした。
サザン好きということで意気投合し、2011年9月にコンビを組むことになりました。
コンビ名もサザンオールスターズの曲名から付けています。
最初のコンビ名は「ヒートアップ」ですが、周りから”ダサすぎる”と言われ3ヶ月くらいで改名。
後に改名した「パープーズ」→”我らパープー仲間”(アルバム『ステレオ太陽族』収録曲)
上京後、現在の「ヤーレンズ」→”YARLEN SHUFFLE ~子羊達へのレクイエム~”(アルバム『さくら』収録曲)
この曲はヤーレンズの出囃子にも使われています。
あまり有名ではないマイナーな曲ですが、それがまたコアなファンという感じがします。
なぜ吉本興業を退社したのか?
ヤーレンズのお二人は一期違いですが、吉本のNSC大阪校出身です。
なぜ現在所属しているケイダッシュステージに移籍したのでしょうか?
一番は馴染めなかったのが大きい
と語っていました。
(参照元:https://bunshun.jp/articles/-/68488?page=2)
ヤーレンズの漫才スタイルが関西弁ではなく標準語の掛け合いだったことから、あまりよく思わない人もいたようです。
当時、出井さんは
尖っていたというか、すかしすぎて劇場で嫌われていた。
と明かし、楢原さんは
馴染めなくて友達ゼロ。上京すると言っても誰にも止められなかった。
と暗黒時代を告白しています。
しかし、ミルクボーイさんは他と違うヤーレンズのスタイル褒めてくれていたそう。
当時はすぐに結果を出さなくてはいけないと思っていたため、衣装や髪型を変え工夫するも、お客さんからの評判は良かったものの、作家や芸人仲間からの評価は低かったそう。
大阪吉本の劇場カーストに馴染めなかったお二人は、上京する決断をします。
2014年1月に吉本興業を退社し、同年5月に上京。
東京に拠点を移すと共に、コンビ名をヤーレンズに改名。
2014年8月29日にケイダッシュステージに所属しました。
ケイダッシュステージを選んだ理由
大阪時代、MBS漫才アワードの予選に出場していたトム・ブラウンがお笑い史上2番目にすべっていて面白いと思ったお二人。
※1位は楢原さん曰く、2016年ABCお笑い新人グランプリの「ぐりんぴーす」だそうです。
(参照元:YouTubeヤーレンズオフィシャルチャンネル)
上京後、ケイダッシュステージのマネージャーさんと縁があり、事務所のホームページを見たらトム・ブラウンが所属していることがわかりました。
あの芸風を尊重してくれる事務所なんだと好感を持ち決めました。
ケイダッシュステージ所属タレント
ケイダッシュステージに所属しているタレントさんが気になったので調べてみました!
芸人
- オードリー
- トム・ブラウン
- はなわ
- ハマカーン
- 原口まさあき
- ヤーレンズ 他30組
タレント
- スザンヌ
- 岡 ももこ
- 小森 ほたる
- 関谷 真由 など
アーティスト
- 秋川雅史
- 風男塾 など
文化人
- 村木 宏衣
- AMON
- 鬼そば藤谷 店主
- ジャガモンド斉藤
芸人さんがたくさん所属する事務所でした!
ヤーレンズの過去の戦績
大会名 | 年 | 結果 |
---|---|---|
M-1グランプリ | 2015年 | 準々決勝進出 |
M-1グランプリ | 2016年 | 3回戦進出 |
M-1グランプリ | 2017年 | 準々決勝進出 |
M-1グランプリ | 2018年 | 準々決勝進出 |
M-1グランプリ | 2019年 | 準々決勝進出 |
M-1グランプリ | 2020年 | 準々決勝進出 |
M-1グランプリ | 2021年 | 準々決勝進出 |
M-1グランプリ | 2022年 | 準決勝進出 |
M-1グランプリ | 2023年 | 準優勝 |
M-1グランプリ | 2024年 | 決勝戦5位 |
キングオブコント | 2015年 | 準々決勝進出 |
キングオブコント | 2016年 | 準々決勝進出 |
キングオブコント | 2017年 | 準々決勝進出 |
キングオブコント | 2018年 | 準々決勝進出 |
キングオブコント | 2019年 | 準々決勝進出 |
キングオブコント | 2020年 | 準々決勝進出 |
キングオブコント | 2021年 | 準々決勝進出 |
キングオブコント | 2022年 | 準々決勝進出 |
キングオブコント | 2023年 | 準々決勝進出 |
第6回ビートたけし杯「お笑い日本一」
2024年2月、第6回ビートたけし杯「お笑い日本一」で優勝しています。
この大会は、ビートたけしさんが名誉顧問を務める『江戸まち たいとう芸楽祭』で”第2のたけし”を発掘するとともに、たけしさんが修行を積んだ浅草を”お笑いの聖地”として再認識し、世に発信するために開催されています。
第6回目の優勝は、審査員満場一致で『ヤーレンズ』でした。
賞状をもらった楢原さんは、
とにかく嬉しい。去年『M-1グランプリ』では(2位と)非常に悔しい思いをした。『たけし杯』だけは取ると、直前にライブをしこたま入れて、なんとか調整した。
と明かし、出井さんの
年明けから、ここに向けて頑張った。念願叶って嬉しいです。
と笑顔で語りました。
引用元:https://www.oricon.co.jp/news/2314030/full/
M-1グランプリ
2023年のM-1グランプリは惜しくも2位。
2024M-1グランプリでは見事、2年連続決勝進出を果たしたヤーレンズ。
ケイダッシュステージからヤーレンズとトム・ブラウンの2組のコンビが決勝進出となり、
事務所初の優勝者が出るのか、ドキドキして観ましたが、残念ながらヤーレンズ5位、トムブラウン6位でした。
M-1グランプリ2024終わりました!
我々は5位。優勝できず。
いやいやでしたね。応援して下さった方々笑ってくれた方々ありがとうございました!
来年は全国ツアーやりますので見に来てくれてたら嬉しいです!ケイダッシュステージは5.6位でフィニッシュ!ほげぇー!! pic.twitter.com/u3Ig6TJK2x
— ヤーレンズ 楢原 (@narahara_j) December 22, 2024
ヤーレンズ楢原公式X
まとめ
今のスタイルになるまで試行錯誤を繰り返したヤーレンズ。
特に楢原さんの丈の短いジャケットとヘアスタイルは一度見たら忘れられないインパクトがありますよね?
大阪時代の暗黒期を経て東京に拠点を移したことで活躍の場を広げたお二人。
2024年M-1グランプリでは1stラウンドで敗退となってしまいましたが、ネットではヤーレンズ敗退を惜しむ声がたくさんあがりました。
私もヤーレンズの次のネタが見たかったので残念でしたが、来年楽しみにしています!
これからも応援しています!!