2024M-1グランプリ、見事決勝まで勝ち進んだお笑いコンビ『エバース』
残念ながら最終決戦まであともう少し、結果は4位でした。
NSC東京校21期生で、同期には「ネイチャーバーガー」「天才ピアニスト」「エルフ」がいます。
M-1大会にはコンビ結成当初の2015年から毎年参加。
2022年には準々決勝進出、2023年には準決勝まで勝ち進みましたが敗退、敗者復活戦では惜しくも敗退となりました。
しかし、この敗者復活戦でのネタがかなりウケて爪痕を残しています。
先輩芸人やプロデューサーからも称賛され注目を集めました!
お笑い好きの間でも次に来ると囁かれている『エバース』
そんなエバースのお二人はどうやってコンビを組んだのか?お二人の経歴やプロフィールなど、詳しくまとめました!
エバースのプロフィール
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エバース 佐々木隆史公式Instagram
項目 | 詳細 |
---|---|
コンビ名 | エバース |
メンバー |
佐々木 隆史(1992年11月6日生まれ)身長166cm、体重62kg 町田 和樹(1992年4月24日生まれ)身長182cm、体重80kg |
結成年 | 2015年 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2015年 – 現在 |
出身 | NSC東京校21期 |
代表作 | M-1グランプリ、キングオブコント |
エバース 佐々木 隆史
立ち位置向かって左、ボケ・ネタ作り担当の佐々木隆史(ささき たかふみ)さんは宮城県登米市出身です。
東北工業大学ライフデザイン学部安全安心生活デザイン学科を卒業。
大学まで野球をやっていて、高校時代は主将を務めていました。
高校時代は岩手県盛岡市出身のメジャーリーガー菊池雄星と対戦したことがあります。
小学生の頃からお笑いが好きで、「爆笑オンエアバトル」から始まり、笑い飯、千鳥、ダイアンが好きだったそう。
エバース 町田 和樹
立ち位置向かって右、ツッコミ担当の町田和樹(まちだ かずき)さんは神奈川県大和市出身です。
神奈川県立市ヶ尾高等学校を中退しています。
お笑いはほとんど見ないで育った町田さんは、地元ではいじられ役で、それがウケていると勘違いをしてNSCに入学したそう。
お笑いをちゃんと見るようになったのはNSCに入ってからと明かしています。
エバース コンビ結成のきっかけ
NSC在学中に佐々木さんが組んでいた相方がすぐに辞めてしまい、
その相方が紹介してくれたのが町田さんでした。
町田さんが組んでいたコンビは町田さんがボケ担当でしたが、
自身でボケは無理だと思っていたので佐々木さんと組んでからはツッコミ担当になりました。
コンビで共同生活
世の中がコロナ禍になった時に、町田さんが佐々木さんの家に泊まってネタ合わせをしたり、
そのままライブに行くことが増え、それならいっそ住んじゃえ、
と言うことで家賃折半で一緒に住み始めました。
コンビ同士で一緒に住むって珍しくて仲良しだなと思ったのですが、
家では一緒に過ごさないようで、仕事先が同じでも家を出るのも帰るのもバラバラなんだそう。
佐々木さんが新型コロナに罹り救急車を呼ぶか迷うくらいの高熱が出て苦しんでいた時に、隣の部屋からキムチ鍋の匂いが、、、
佐々木さんは、
「もしかして体力をつけたほうがいいと思って作ってくれたのかな」
と思っていましたが匂いだけで何もなく、
結局町田さんは自分が罹らないように汗をかいてひとりだけ助かろうとしていました。
めっちゃムカついた、と佐々木さんが明かしていました。
エバースの過去の戦歴
大会名 | 年 | 結果 |
---|---|---|
M-1グランプリ | 2015年 | 1回戦敗退 |
M-1グランプリ | 2016年 | 1回戦敗退 |
M-1グランプリ | 2017年 | 2回戦進出 |
M-1グランプリ | 2018年 | 1回戦敗退 |
M-1グランプリ | 2019年 | 3回戦進出 |
M-1グランプリ | 2020年 | 1回戦敗退 |
M-1グランプリ | 2021年 | 3回戦進出 |
M-1グランプリ | 2022年 | 準々決勝進出 |
M-1グランプリ | 2023年 | 準決勝進出 |
M-1グランプリ | 2024年 | 決勝戦4位 |
NHK新人お笑い大賞 | 2024年 | 大賞受賞 |
ツギクル芸人グランプリ | 2024年 | 決勝3位 |
ABCお笑いグランプリ | 2024年 | 決勝進出 |
コンビ結成当初から参加していたM-1グランプリですが、2018年までは1.2回戦敗退が続きました。
それまでは全くウケていなく、劇場内のランキングはいつもビリ。
いつ辞めてもおかしくなかった、と明かしています。
しかし、2019年のM-1で3回戦に進出し、ネタの動画が配信されたことでようやく周囲からも認められる存在になりました。
2022年から確実に順位を上げてきています!
2024年大会では最終決戦に残った3位の真空ジェシカが849点でエバースは848点!
惜しくも1点差で4位でした。
来年に期待ですね!!
先輩芸人やプロデューサーが絶賛
2023年のM-1グランプリで準決勝まで進んだ「エバース」
敗者復活戦で、交通費を無料にする方法を見つけた佐々木さんが、手術で相方の町田さんをケンタウロスにさせようとするネタを披露。
これを見たカズレーサー、ぺこぱの松陰寺太勇が
”漫才がうまい”
と絶賛し、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏も
”面白くてびっくりした”
と称賛しました。
エバースがコントをやらない理由
エバースはコントはやらないと明かしていました。
普段言わない言葉を極力削って、本当の会話のようにするところにこだわっていて、
キャラを入れて別の人間になりきるコントは向いていないことからコントをやらないそうですよ。
まとめ
毎月5~6本ネタ作りをしていると言い、かなりのハイペース。
いろんなネタを量産して、手応えのあったものを仕上げていくそう。
設定だけ決めて、「ここで言うから」というやりとりをして、新ネタライブではぶっつけ本番でいくと明かしています。
目指している芸人像は
売れる、売れないとかよりも、芸人になめられたくないという気持ちが強い。
芸人に面白いと思われる存在でありたい
引用元:https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00605/00063/
と佐々木さんは語っていました。
そんなエバースのお二人の目標はやはり
M-1で優勝すること!
2024年のM-1グランプリは惜しくも4位という結果でしたが、点数を見ても来年は優勝も夢ではないです!
『エバース』を応援していきたいと思います!!