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2024年M-1グランプリ準決勝進出を果たした『カラタチ』残念ながら決勝には届かず、、、残念でした。

カラタチ』のお二人は吉本興業所属で、NSC東京校16期生です。

同期には「やさしいズ」「ゆにばーす」「ダンビラムーチョ」がいます。

漫才コンビだと、ボケ担当とツッコミ担当がありますが、『カラタチ』はネタ作り担当でアイドルオタクの前田さんと、ネタ修正担当でアニメ&ゲームオタクの大山さんが、オタク同士で小競り合いを繰り広げる斬新なスタイルで、お笑いファン以外のファン層を獲得しています。

オタク同士のコンビでまだ賞レースでの優勝はないものの、どの大会も準々決勝までは勝ち進んでいる実力派です!

オタクがなぜ芸人になったのか?コンビ結成のきっかけ、ネタ合わせも独特な『カラタチ』を調査しました!

カラタチのプロフィール

ヨシモト♾️ホール公式Instagram

項目 詳細
コンビ名 カラタチ
メンバー

大山 和也(1988年10月4日)

前田 壮太(1987年10月18日)

結成年 2011年
事務所 吉本興業
活動時期 2011年 – 現在
出身 NSC東京校16期
代表作 M-1グランプリ、キングオブコント

『カラタチ』大山 和也

立ち位置向かって左、ネタ修正担当の大山さんは群馬県前橋市出身です。

立正大学卒業。

アニメ・PCゲームオタク

大学3年の時に、友達に誘われて行った大井競馬場で『M-1グランプリ2008』の敗者復活戦を観覧しました。

その時に敗者復活戦から勝ち上がっていった「オードリー」が次の日から爆発的に売れるというシンデレラストーリーを目の当たりにした大山さんは、オードリーの芸歴が8年目だったことから、”お笑いは8年やったら必ず売れる”と勘違いしてしまいました。

当時リーマンショックの影響で就職活動も大変だったことから、”8年我慢したらオードリーさんみたいになれる”と思い大学4年の時にNSCに通い始めました。

『カラタチ』前田 壮太

立ち位置向かって右、ネタ作り担当の前田さんは宮崎県延岡市出身です。

横浜市立大学を中退しています。

アイドルオタク

大学に入るタイミングで宮崎から関東に上京した時に、「AKBINGO」(日本テレビ系)を見てAKBの握手会に行くようになった前田さん。

当時MCをやっていた元カナリアのボンざわーるどさんや、南海キャンディーズの山里さんに対して

”自分はお金を払って会いに行ってるのに、この人たちはタダでメンバーとゲームをやってて羨ましい”

と思うようになり、自分もこの番組に出る側になりたいと思い始めます。

元々お笑い好きで、「M-1グランプリ2009」で優勝した「パンクブーブー」に影響をうけ、NSCに応募しました。

前田さんはかなりのアイドルオタクで、時と場合によってはお笑いライブよりも握手会に重きを置いているそうですよ。

『カラタチ』コンビ結成のきっかけは?

NSCで出会ったお二人ですが、当時は別々のコンビを組んでいました。

そのコンビを解散した後、”自分は面白くない”という自覚があった大山さんは、インパクトのある人と組みたいと思っていました。

前田さんの前のコンビのネタを見た時に、前田さんにとんでもないセンスがあるかもしれない、と思った大山さんが、前田さんのコンビが解散したのをきっかけに、大山さんから声をかけコンビを組むことになりました。

コンビ名の由来は?

初めてネタ合わせをした時に、目の前にあった植物の名前がカラタチだったことから『カラタチ』になりました。

ちなみに、、、カラタチは『ミカン科ミカン属』の落葉低木です。

 

カラタチの過去の戦績

大会名 結果
M-1グランプリ 2015年 2回戦進出
M-1グランプリ 2016年 2回戦進出
M-1グランプリ 2017年 2回戦進出
M-1グランプリ 2018年 3回戦進出
M-1グランプリ 2019年 準々決勝進出
M-1グランプリ 2020年 2回戦進出
M-1グランプリ 2021年 準々決勝進出
M-1グランプリ 2022年 準々決勝進出
M-1グランプリ 2023年 準々決勝進出
M-1グランプリ 2024年 準決勝進出、敗者復活戦敗退

2020年にはTBSラジオの若手芸人発掘番組「マイナビLaughter Nignt」第6回グランドチャンピオン大会で決勝進出をしています。

2015年から参加しているM-1グランプリでもどんどん成績をあげています。

残念ながら2024年のM-1は準決勝敗退、敗者復活戦でも惜しくも敗退でしたが、敗者復活戦前にオンライン握手会で櫻坂46の武元唯衣さんに激励してもらった前田さんは、

「僕の中では敗者復活して優勝したようなものです」

と嬉しそうな様子でした。

『カラタチ』のネタ合わせは?

オタク特有の早口で繰り広げられる漫才で綿密に二人で練習しているのかと思いましたが、基本的にコンビでネタ合わせは行わず、各自練習した後に本番直前に集合して合わせるだけなんだそう。

このスタイルは前田さんが望んでやっているそうですが、一緒に練習しないので”間(ま)”が合わない、と大山さんは言います。

 

前田:自分の中で“このセリフつまづきそうだな”という部分があるとき、自分1人だったら、同じところを何回でも練習できるじゃないですか。

大山:そこばっかり練習するから、他の部分がおろそかになってんだよ!

 

https://wanibooks-newscrunch.com/articles/-/4940#goog_rewarded

ノンスタイル石田さんからのアドバイス

以前、作家さんから”後ろの席の人が聞こえないかもしれないからもう少し声を張ったほうが良い”と言われましたが、ノンスタイルの石田さんに見てもらったところ、

「逆に今のままの方が、お客さんが聞こうとするから良いんじゃない?」

と言ってもらったそう。

確かに、聞き逃したくないから集中して聞きたくなりますね!

まとめ

”10年以上何の結果も出していないのになぜ続けられるのか?”と聞かれたことがある大山さん。

なぜ続けられているかと言うと、お互いお笑いが2番目とか3番目に位置しているからだそう。

二人とも趣味に逃げているからお笑いの結果を気にせずにいられてると明かしています。

「お笑いにだけ集中していたら折れていた。」とも明かし、前田さんは、「M-1に憧れていたら多分3~4年目で辞めていたと思う」と話しました。

しかし、M-1では2021年から3連続で準々決勝進出を果たし、2024年には準決勝まで勝ち進んでいます!

残念ながら結果は敗退でしたが、来年も期待したいですね。

趣味であるオタクとして出演した「アメトーーク」(テレビ朝日系)で”櫻坂46が好きだ”と話したら、一晩で6,000人もフォロワーが増えたそうです。

”オタク”でコアなファンを増やしている『カラタチ』

期待を込めて応援したいと思います!!