2024M-1グランプリ、準決勝進出を果たした『男性ブランコ』
残念ながら決勝進出とはならず、敗者復活戦でも敗退してしまいました。
来年に期待しましょう!
吉本興業所属で2011年にコンビ結成した「男性ブランコ」は、キングオブコントやM-1グランプリで決勝まで進出した経験もある実力派の二刀流お笑いコンビです。
大阪NSC33期生で、同期にはコロコロチキンペッパーズのナダル・ZAZY・ビスケットブラザーズ・マユリカ・霜降り明星がいます。
33期生はNSCの黄金世代とも呼ばれていますが、ZAZY・ビスケットブラザーズ・マユリカ・男性ブランコは気持ちが悪いから”キモ期”と言われてるそうですよ。
しかし!ツッコミ担当の浦井のりひろさんはファンの間でもカッコいいと評判で、結婚したい!なんて言う声も多いようです。
大学時代に出会ったお二人ですが、お互いの芸人になるまでの道のりや、コンビ結成のきっかけ、コンビ名の由来、これまでの戦歴など、詳しくまとめました!
男性ブランコのプロフィール
項目 | 詳細 |
---|---|
コンビ名 | 男性ブランコ |
メンバー |
浦井のりひろ(1987年12月3日生まれ) 平井まさあき(1987年8月1日生まれ) |
結成年 | 2011年 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2011年 – 現在 |
出身 | NSC大阪校33期 |
代表作 | キングオブコント、M-1グランプリ |
公式サイト | 吉本興業公式プロフィール |
『男性ブランコ』浦井のりひろ
この投稿をInstagramで見る
『男性ブランコ』浦井のりひろ公式Instagram
立ち位置向かって左、ツッコミ担当の浦井のりひろさんは京都府京都市伏見区出身です。
浦井さん大学時代
京都府立桃山高等学校卒業後、エンジニアに憧れ、機械系の大学を目指しますがセンター試験の結果が振るわず、自宅から通える国公立に行って欲しいという親の希望もあり、滋賀県立大学工学部機械システム工学科に後期試験で見事合格しました。
京都市の自宅から大学のある彦根まで、片道2時間かけて電車で通っていた浦井さん。
高校生の頃から人前で何かをするのが好きだったので、演劇サークル(滋賀大学と滋賀県立大学合同サークル)に入りました。
1年生の前期にだいぶ単位を落としてしまい、授業から足が遠のいてしまいます。
平井たちとコントをやっていましたし、その活動にすごく時間を割いてしまったんです。
引用元:https://dot.asahi.com/articles/-/13765?page=2
演劇サークルでいきなり主役に抜擢された浦井さんは毎日稽古に明け暮れる日々。
前期で取れた単位が4で、1年の前期で留年がほぼ決まっていました。
2年生になって、京都の同志社大学のアカペラサークルにも加わり、大学4年目のある夜、BSでラーメンズの公演を見て芸人を目指すことになります。
芸人になるため大学を辞めることを学長に報告すると、
「また学びたいと思ったらいつでもきてください。応援しています。」
とおっしゃったそうです。
大学に4年間在籍するも中退しました。
浦井さんは結婚してる?
浦井さんと結婚したいと言う女性ファンも多いですが、まだ結婚していません。
彼女がいるという情報もないです。
浦井さんは人に興味がなく、家が大好きでガンプラ作りに没頭するインドア派でした。
浦井さんの好きな女性のタイプは「ツッコミを入れたら笑ってくれる人」だそうですよ♪
『男性ブランコ』平井まさあき
この投稿をInstagramで見る
『男性ブランコ』平井まさあき公式Instagram
立ち位置向かって右、ボケ担当の平井まさあきさんはネタ作りも担当しています。
小学生の時からお笑いが好き。
特にナインティナインが好きで、子どもの頃からお笑い芸人になることが夢でした。
兵庫県豊岡市出身で、兵庫県立豊岡高等学校を卒業後、滋賀県大学経済学部社会システム学科を卒業しています。
高校卒業後はNSCに行って芸人になるつもりだった平井さん。
しかし、周りは進学する人が多く、親の希望もあって大学を受験しました。
平井さん大学時代
週3、4日塾に通って頑張った結果、滋賀大学に見事合格し、平井さんのお母さんは泣いて喜んだそうです。
滋賀大学の環境が気に入って、社会のあらゆる事象を研究対象にする社会学に興味を持ち、流行はどうやって生まれるのか、など何にでも疑問を持ち解明することを学びました。
卒論は「落語の歴史」をテーマに、上方落語と江戸落語の違いについて調べました。
卒業時期が就職氷河期と重なり、就職活動は難航しました。
もうしんど過ぎてNSCに入る方が簡単だったんですけど、就活からの逃げで入るのもどうかと思い、最後までやりました。内定をもらって改めて考えて、それでもやはり芸人になりたかったので、会社に謝ってNSCに行きました。
引用元:https://dot.asahi.com/articles/-/13765?page=2
教授に”芸人になる”と報告すると、
「難しいと思うけど、君がその道を選ぶなら頑張れ」
と言ってくれたそう。
『男性ブランコ』コンビ結成のきっかけ
滋賀大学と滋賀県立大学の合同の演劇サークルにそれぞれ入っていたお二人。
その演劇サークルの新入生歓迎バーベキューで出会いました。
平井「浦井がお野菜ばっかり、ウマウマ言って食べてたんですよ」
浦井「ファニーな顔のやつが肉を焼いているな、と言うのが平井の第一印象でした」
とお互いの第一印象について明かしています。
演劇サークルでは浦井さんと平井さんでコントを演じたり、卒業前には大学の講堂でコント公演を成功させています。
浦井さんは4年間在籍していた大学を中退、平井さんは就職活動をするもNSCに入学を決意。
当時、月1で彦根のマクドナルドでお互いの近況報告をしていたお二人。
”就職やめてNSCに入るわ”
と平井さんが言うと、
”俺も入ろうと思ってんねん”
と浦井さん。
”え、それやったらコンビ組んで入る?”
となりました。
2人で相談して入学したのではなく、それぞれが強い意志を持って決断した結果、二人共にNSCに入学したんですね!
コンビ名の由来は?
『男性ブランコ』というコンビ名は、大阪のNSCに入る直前に近くの公園で決まりました。
「ダウンタウン」や「ウッチャンナンチャン」のように「ン」が2個入っていると売れると思い、ちょうど
「ブランコ座ってるやん!」
「”ン”入ってるやん!」
となり、色々考え「反省ブランコ」になりました。
しかし、「反省」はネガティブワード、、、似たような響きの言葉を探し、
「男性、、、」
「”ン”も入ってるし、それにしよう」
となったそうです。
男性ブランコの戦歴
大会名 | 年 | 結果 |
---|---|---|
新人お笑い尼崎大賞 | 2013年 | 優勝 |
キングオブコント | 2015年 | 準決勝進出 |
キングオブコント | 2016年 | 準決勝進出 |
キングオブコント | 2017年 | 準決勝進出 |
キングオブコント | 2018年 | 準決勝進出 |
キングオブコント | 2019年 | 準決勝進出 |
キングオブコント | 2020年 | 準決勝進出 |
キングオブコント | 2021年 | 準優勝 |
キングオブコント | 2022年 | 準決勝進出 |
キングオブコント | 2023年 | 準決勝進出 |
キングオブコント | 2024年 | 準決勝進出 |
M-1グランプリ | 2015年 | 3回戦進出 |
M-1グランプリ | 2016年 | 準々決勝敗退 |
M-1グランプリ | 2017年 | 3回戦敗退 |
M-1グランプリ | 2018年 | 準々決勝敗退 |
M-1グランプリ | 2019年 | 3回戦敗退 |
M-1グランプリ | 2021年 | 準決勝敗退 |
M-1グランプリ | 2022年 | 決勝進出 |
M-1グランプリ | 2023年 | 準々決勝敗退 |
M-1グランプリ | 2024年 | 準決勝進出・敗者復活戦敗退 |
コントと漫才の二刀流と言われる「男性ブランコ」ですが、賞レースの結果だけで見るとやはりコントの方が強い印象を持ちました。
しかし、2024年のM-1は惜しくも決勝進出とはなりませんでしたが、『男性ブランコ』の漫才がこれからも見たいです!!
まとめ
お二人とも「ラーメンズ」が好きで、浦井さんがチケットを取ってくれて一緒にライブを見に行っていたそう。
好みが似ていて「水曜どうでしょう」に二人ともハマったり、立川志の輔さんの落語も見に行っていたそう。
仲の良さが伝わりますよね!
独特の世界観で、『男性ブランコ』のコントにハマるファンも多いです。
私もその一人です!
これからどんな漫才を見せてくれるのか、とても楽しみです!