韓ドラ母親役といえばこの人！『パラサイト』チャン・ヘジンを徹底調査！

韓流ドラマ好きなら必ず彼女の出演するドラマを見ているはず！！

カンヌ国際映画祭を皮切りに「アカデミー賞」の4冠王に輝いたポン・ジュノ監督『パラサイト　半地下の家族』や、Netflix大ヒット作『愛の不時着』、『ドクタースランプ』などなど。

『パラサイト　半地下の家族』では役作りのため、1日6食の生活をして15kg以上体重を増やして挑んだんです！

Netflixドラマ『ドクタースランプ』では鬱になってしまった娘を想う優しい母親を演じ、私も娘がスランプに陥った時はこんな母親でありたい！と思った作品です。

そんなチャン・ヘジンのプロフィールから家族のこと、どんな人柄なのか、などまとめました。

チャン・ヘジンのプロフィール

写真＝Apple TV

チャン・ヘジンのデビューのきっかけ

学生時代に俳優になることを夢見て、高校卒業後にソウルへ上京。

有名な芸術大学「韓国技術総合学校」の演劇院演劇科に進学しました。

チャン・ヘジンは演劇院演劇科の1期生にあたります。

同期には『パラサイト　半地下の家族』で共演した俳優イ・ソンギュンや、『愛の不時着』で共演した俳優オ・マンソクがいました。

大学に入るも成績はA~FランクのFでした。

一生懸命に努力しても、上には上がいることで自身も無くしてしまったそう。

その後、1988年に映画『クリスマスに雪が降れば』でデビュー。

のちのインタビューで

”当時は機械的な演技をする自分を見て幸せじゃないと感じた”

と語っています。

そんな気持ちからか、そこから9年間、演技から離れてしまいます。

女優から販売王に転身？

故郷の釜山に帰ったチャン・ヘジンはスーパーの店員として働き始めます。

これが思ったよりも好評で、”販売王”となり賞金をもらうほどでした。

スカウトされたデパートで勤務していた時、ポン・ジュノ監督から映画『殺人の思い出』の出演オファーがきましたが、チャン・ヘジンは断っています。

しかし、その電話をきっかけに心境が変わり、デパートを辞めて演劇塾へ転職します。

演技塾で広報マーケティングチーム長として働いている間に結婚し出産もしました。

その間、約９年。

演技に戻ったきっかけは、2007年、韓国映画『シークレット・サンシャイン』でイ・チャンドン監督からの直接オファーでした。

イ・チャンドン監督は、女優チャン・ヘジンについて

”他の女優たちが持つことができない感性を持っている”

と語っています。

それから少しずつ映画に出演するようになり、2016年映画『わたしたち』（ユン・ガウン監督）に出演。

その映画で母親役を演じたチャン・ヘジンの演技を見て、ポン・ジュノ監督は2017年『パラサイト　半地下の家族』にキャスティングすることを決意します。

この二つの映画が人生のターニングポイントとなり、以降、多くの映画とドラマに出演し、今では韓国のお母さんといえばチャン・ヘジンというくらい、韓国ドラマにはなくてはならない存在になりました。

チャン・ヘジンの結婚・家族は？

2002年、チャン・ヘジン27歳の時に、広報活動のため慶南と釜山一帯を歩きまわっていた頃に現在の夫（一般男性）と出会い結婚。

2004年に長女を出産します。

夫の転勤がソウルになったことで、演技と全く関わらない生活を送ります。

2016年に長男を出産。

きっと女優を辞めずに芸能活動をしていたら出会わなかった家族、と思うと、空白の9年間にも意味があったんだと思えます。

映画『パラサイト　半地下の家族』の時はまだ下の子は1歳！

2018年〜2019年ごろまで毎回撮影現場に息子を連れてきて授乳していたんだそう。

カンヌ女優はしっかり女優業と子育てを両立していました。

チャン・ヘジンの性格は？

チャン・ヘジンは好き嫌いがはっきりしていて、サバサバした性格なんだそう。

ドラマや映画で見るチャン・ヘジンも「サバサバしていて強くて優しい母親」というイメージですが、そのままのような気がします。

インタビューで答える姿もハキハキサバサバしていてかっこいいです！

チャン・ヘジンの出演作

チャン・ヘジンおすすめ作品

2019年『愛の不時着』

あらすじ

韓国の財閥令嬢ユン・セリ（ソン・イェジン）と北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョク（ヒョンビン）の運命的な出会いと恋愛を描いたドラマ。

セリがパラグライダーで飛行中に突風に巻き込まれ、北朝鮮に不時着してしまう。

彼女は、そこでリ・ジョンヒョクに出会い、彼の助けを借りて北朝鮮から脱出しようとします。

ジョンヒョクは、セリを守りながら彼女を韓国に戻すために奮闘しますが、次第に二人の間に特別な感情が芽生えます。

ドラマは、二人の恋愛だけでなく、北朝鮮と韓国の文化や生活の違い、そして彼らを取り巻く人々の物語も描かれています。

セリとジョンヒョクの愛がどのように発展し、困難を乗り越えていくのかが見どころです。

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チョン・ヘジンは北朝鮮の令嬢ソ・ダンの母親コ・ミョンウンを演じています。

『愛の不時着』はNetflixで視聴可能です♪

2021年制作『赤い袖先』

あらすじ

朝鮮王朝時代を舞台にした歴史ロマンスドラマ。

物語は、王の側室となることを拒み、自分の人生を生きようとする宮女ソン・ドクイム（イ・セヨン）と、王位を継ぐことになるイ・サン（ジュノ）の愛と葛藤を描いています。

ソン・ドクイムは、幼い頃から宮女として育ち、宮廷での生活に慣れ親しんでいた。

彼女は、王の側室になることを拒み、自分の人生を選びたいと願っています。

一方、祖父である英祖（ヨンジョ）によって父親を失い、孤独に育ったイ・サン。

彼は王位を継ぐ運命にありながらも、心の中ではドクイムへの愛を抱えています。

二人は運命的な出会いを果たし、次第に惹かれ合っていきますが、王としての責務と個人の幸せの間で葛藤します。

彼らの愛と成長、そして宮廷内の陰謀や権力闘争を描くストーリー。

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チャン・ヘジンは東宮の秘密尚宮で、主人公ドクイムの師匠ソ尚宮を演じています。

『赤い袖先』はprime video、U-NEXTで視聴可能です♪

2024年『ドクタースランプ』

あらすじ

人生の挫折を経験した二人の医師が再び立ち上がる姿を描いた感動的なドラマ。

優秀な麻酔科医ナム・ハヌル（パク・シネ）と、美容外科医ヨ・ジョンウ（パク・ヒョンシク）が、それぞれのキャリアで大きな挫折を経験するところから始まります。

ハヌルは職場でのトラブル、ジョンウは医療事故により、それぞれの人生が一変。

二人は偶然再会し、互いに支え合いながら新たな道を模索します。

過去の傷を癒し、再び医師としての誇りを取り戻すために奮闘し、成長と再生、そして新たな恋模様を描いたストーリー。

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チャン・ヘジンは主人公ハヌルの母親コン・ウォルソンを演じています。

『ドクタースランプ』はNetflixで視聴可能です♪

まとめ

韓国映画『パラサイト　半地下の家族』で世界中から注目されるようになったチャン・ヘジン。

この作品で役作りのために15kg以上体重を増やして撮影に挑んだそう。

”まるで妊婦の時のようだった”

とインタビューで増量の大変さを語っていました。

産後に戻った体重を役のために増やすだなんて女優としてのプロ根性がすごい！

『パラサイト　半地下の家族』まだ観ていない人はぜひ視聴してください！

Netflixで視聴可能ですよ♪

韓国ドラマ界に欠かせない女優チャン・ヘジン、同世代としても応援していきたい女優さんです！